ソフトバンクで圧倒的な成果を出し続けた
プレイングマネジャーの超速仕事術
成果を出し続けるには?
- 「チームの生産性は、リーダーの意思決定の数に比例する。」
これが、私の結論です。
ソフトバンク時代も含め、現場のリーダー(プレイングマネジャー)として私が、成果を出し続けるためにもっとも大切にしていたのは、できるだけ速く 意思決定を行うことです。
私が1つの案件の意思決定に費やす時間は、2分以内です。
「そんな短時間で解決することなんて本当にできるの?」と疑問に思うかもしれ ませんが、工夫をすれば可能です。私が行っているマネジメント研修では、じつに多くのリーダーが「自分の悩みを相談できる人がいない」とこぼします。
そのため、今回、そんな孤軍奮闘しているリーダーたちと対話をするような気持ちで筆を進めました。
本書が、世のリーダーたちの少しでもお役に立てれば幸いです。
チームの成果はリーダーの「決める力」が9割
第1章
新しい時代のリーダー「決める力」4つのルール
- チームの成果は「決める」スピードに比例する
- 「外脳」がアウトプットの質も大きく変える
- 上司を「攻略」する
- 「ボトムアップ」でも組織は変えられる
第2章
新しい時代のリーダー「決める力」4つのルール
- 2分で意思決定できる「しくみ」をつくる
- 会議=害悪ではない
- 定例会議で押さえるべき3つのポイント
- 「あえて質問したくなる」サマリーにする
第3章
部下の「報連相」が変わると、 決断のスピードも上がる
- 部下育成がうまくいかない本当の理由
- 「部下との時間」のつくり方
- 部下の「呼び出し」をしない
- 会社の中だけで「仕事が上手に」なっても仕方ない
第4章
チームの問題は「5つのスキル」で解決する
- 5つのスキル
- 実践編ケーススタディ(ケース1〜5)
- 「面倒くさい」ことが、必ずあなたを助けてくれる